Gitめも

~化学科でもわかるGit~


◇Gitを使う

コンピュータ実習やその他の用途に使おうと思った。でもよくわからない。SSHでのアクセスなどにかなりの時間を食ってしまった。またセット アップすることも有り得るしせっかくなのでメモしておく。

◇インストール

sudo apt-get install git
sudo apt-get install git-gui
sudo apt-get install gitk

git本体、gitのGUIツールをインストールする。RHEL系ならyum installか。

◇SSH鍵

鍵の生成から公開鍵の表示までは以下のようにできた;

cd ~/.ssh/
ssh-keygen -t rsa -C "コメント" #鍵生成
chmod 600 id_rsa #パーミッション変更
cat id_rsa.pub

あとは公開鍵を自分のリモートに登録してあげればいい。
この操作はGit-guiのヘルプ>SSH鍵の表示>SSH鍵の生成からも行える。

◇設定ファイル編集


sudo nano config

設定ファイルに、以下を書き込む:
Host ホスト名(githubなど)
User ユーザー名
HostName アドレス(github.comなど)
IdentityFile 上のSSH鍵のパス

◇起動してみる

端末からgit guiと打つ。すると新しいリポジトリを作るか、複製するか、既存のリポジトリを開くか聞いてくる。初回には自分のアカウント情報を入力する必要があるので編集> オプションから入力する。

開いた後、"リモート"のタブから"追加"でリモートのアドレスを設定しておく。このときhttps:から始まるアドレスを登録してしまうと SSHアクセスできないので、git@から始まるアドレスを登録する。"ツール"タブからよく使うコマンドを登録できた。

スキャン→変更をコミット予定に→(何か打つ)→コミット→プッシュ と押していくと、リモートにアップロードされていた。要するに上からボタンを押していけばいいようだ。

トラブルシューティング

一度、何故かgit-guiが起動しなくなった。端末にはよくわからない文字が。(file "/usr/lib/git-core/git-gui" line 1250)。どうやらパスに日本語を含むとだめだということがわかったが、起動しないことにはどうしよう もなく、再インストールも無駄であった。結論から言うとコンフィグ用のファイルを編集すれば直った。

nano ~/.gitconfig

ファイルの中に、次のような行がある;
recentrepo = "問題のあるファイルパス"

この行を消すと、無事起動した。

この問題を回避するためには日本語を含まない場所にファイルを置く必要がある。また、とりあえず起動すれば良いという場合、対処療法的ではあ るがリポジトリのある場所に移動してからなら何故か起動してくれる。


◇ブランチを分ける

ちょっと試したいなあという時?に、ブランチ>作成…を押して新しい枝を作成できた。メインの枝にも変更を適用したいときにはブラン チ>チェックアウトで一旦その枝から適用したい枝に抜けて、マージ>ローカルマージで選べばいいみたい。
余談だがチェックアウトで別の枝に行くと管理しているファイルの内容もちゃんと変わっていた。当たり前なのかもしれないがすごいと思ってし まった。


◇ミスに気づいた!

困った。でも一つ前のコミットなら訂正できるみたい。コミット>最新コミットを訂正 を選んだあと変更を元に戻すを選択すればいいみたい。コマンドラインからだと歴史改変とかもできるみたいだけれど、事故が増えそうなので試してみるのは控えよう…

◇前の版から派生

前の版からブランチ作成もできるみたい。リポジトリ>すべてのブランチの履歴を押すとgitkが起動して枝の一覧が出てくるので、元に したい版を選び右クリック>新規ブランチ作成でできた。


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