きつねがいる動物園に行く。きつねを見る。(宗旨替え)
今回はここ!ズーラシア
入園料は¥800。開園時間は9:30から。(9:00だと思っていた。)
コウシロウくん。石川生まれの野生保護個体。
チャーミングです。(きつねだけに)
狐は獲物の前でわざと苦しんだふりをしてみせたりして興味を引く。じりじりと近づいて獲物をとらえるらしい。 これをチャーミングというそうだ。
この日は雨で自分以外の入園者はまばらだった。一人と一匹しかいない状況できつねと目が合うと、 自分もきつねを見ているのだが、きつねも自分のことを見ているなあとなんだか不思議な気持ちになった。
見る/見られることで思い出すのは豊橋のんほいパークのキツネ/ツキノワグマ担当の飼育員さんの言葉。
私「動物園の動物は見られてストレスを感じていると思いますか…?」
飼育員さん「うーん…そんなことはないと思うけれど、そうかもしれません。でも、まずは見て知ってあげてください。」
この方には他にも「動物は人の感情を読む」、「人に慣れ過ぎないように」、「個体の名前」、「山でクマに遭ったら登るべきか下るべきか」といった 話をして頂き、けっこう感銘を受けた。 種として見られがちな動物園の動物にも名前があって個性があって、それぞれの生がある。当たり前だけど…
ばいばーい、と手を振ったらこの表情。
魅せられてしまった…そのうち食われそう
また行こう。