自転車のダイヤルロックについてレビューする。
重要:犯罪教唆ではない
この記事は自転車の鍵選定の助けとなることを意図して書かれており、犯罪教唆ではない。
自転車のロックで、数字を合わせるタイプのものがあり、自分も使用していた。
しかし、長い間使わないうちに番号がわからなくなり、解錠できなくなった。 なんとか解錠したい。
まず、自分が設定しそうな数字を入れてみたが、ダメ。 仕方なく総当りを試すことにした。000からスタートしたが150あたりで断念。根気が続かなかった。 この時までは「なるほど番号を知らない人が解錠するのは容易ではないな」と思っていた。
そもそもなぜ「錠が開かない」のだろうか。よく見るとピンが突き出しており、間違った番号のときは開かないようだった。
ピンをどうにかして引っ込めてしまえば、解錠できるにちがいない。
ピンを奥に押しつつ、レバーを押すと、ものの数秒で解錠できてしまった。 (もちろん正しい番号ではない!)
個体差で他の錠(のロット)は大丈夫な可能性もあるが、少なくともこの構造には問題があるように思う。 ピンに容易にアクセスできるような構造にすべきではないと思う。
数字で合わせるタイプはカギをなくさないから良いと思っていたが、 少なくとも自分が使っていたものはすぐ解錠でき、錠前としての機能を果たしていなかったことになる。 カギつきの錠に交換することにした。
ただ、ワイヤーカッターなどを持ち出されたらやはりひとたまりもないので、 心理的に狙われないような工夫(たとえばダブルロック)をすることが大事だと思った。
「いかに不正解錠しにくいか?」は 鍵 選定の key である。 たまには「自分の鍵は解錠されるおそれはないか?」と考えたい。