Vikingを少し便利に使う


旅行するわけにいかないので、Vikingという地図ソフトで 過去に行った場所を見返している。 GPSロガーを持っていると過去にたどった足跡はもちろん、GPSデータの速度/標高などをプロットできて面白い。便利な機能やTipsをまとめてみた。 (viking 1.7時点)

◇地図追加

デフォルトのマップレイヤには日本の地図がなかったりする。また、あったとしてもOpenStreetMapの海外サーバーなので、遅い。 この問題点は国土地理院の地図タイルを追加することで解消できる。地理院地図は豊富な地図が用意されていて、 航空写真や古地図などのレイヤーを加えることもできる。

地図の追加の仕方は公式wikiにある。 私の~/.viking/maps.xmlここから見られる。 標準地図、薄色地図、オルソ航空写真を追加した。 注意点としてはidに一意な整数を振らなくてはいけない。

デフォルトのマップを変更する場合には、Editer -> LayerDefault -> Map を選択し、MapNameを望みのものに変更する。

◇初期座標

起動後すぐに読み込まれる座標(ホーム座標)は、デフォルトでは日本から大きく外れている。 起動時に読み込まれる座標は、Preferences -> Generalのdefault latitude/longitudeで変更できる。 参考までに、lat:35.68,lon:139.76で東京駅付近になる。

◇webで開く

目の前に地図があるのにわざわざwebで開く必要あるか?と思わないでもないが、web上の地図で開くことができる。 Tools -> Web Toolsで開きたいWebサービスが選べる。

◇GPSデータを見る

左側ウインドウのレイヤー/トラックの順に選択。statisticsで見れる。
ところで、デフォルトだとGPSデータにはポイントの番号が入る。見にくいので Editer -> LayerDefault -> TrackWaypoints で現れるウインドウの中の"Draw Labels"はTrack、Waypointともにチェックを外したほうがいいと思う。

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