温泉三昧


今年のGWは温泉に入り浸っていた。 そのいくつかを紹介する。

希望園

場所: 伊豆市
値段: 500円
施設HP

修善寺から車で10分くらい。 アルカリ性が強く、とろみを感じる湯で中伊豆では珍しいもののように感じる。 少なくとも伊豆長岡、修善寺、また近くの白岩とも異なっている、気がする。 こじんまりしたタイル張りの浴槽に豊富な湯な注がれており、明るく好印象。 シャワーや蛇口からも温泉が出る。 また決して広くはないけれど混んでいないのでゆったりと入れた。 泉質は観音温泉に似ています、とのことだがアクセス・値段を考えると満足度は高い。 注意点としてロッカーはないので貴重品は受付で預かってもらう必要がある。

一風変わった点として、目の前にラジコンサーキットがあり、趣味人たちが走行を楽しんでいた。

北見温泉ポンユ 三光荘

場所: 北見市留辺蘂
値段: 日帰り500円?

北見温泉という名前だが、北見市街からは離れている。 とろみとほのかな硫黄臭を感じる湯だった。pHはかなりのアルカリであるようだ。 硫黄臭がする温泉は酸のような印象を勝手に持っていたので少し新鮮な印象だ。 白い湯舟で25mプールか?というレベルで非常に広い。ほとんど客はいないのと薄暗いのが相まって若干不気味なほど。 高温源泉と低温源泉があるが、どちらも泉質は同じなのではなかろうか。 個人的には低温がおすすめ。38度程度しかないので最初ひやっとするが、長~く入っていることができリラックスできる。

宿泊施設側はちょっと古く昭和の香りがするので万人にはおすすめできない。 少なくとも家族旅行や彼女との旅行(いないが)の候補からは外すだろう。 今回は一人旅なので問題なかった。むしろ温泉に入ってよく眠ることができたのでgoodであった。 周りには文字通り何もないので、騒音や光害で眠れない!ということもありえない。当然のごとく爆睡。

川湯温泉公衆浴場

場所: 弟子屈町
値段: 200円?(曖昧)

通りがかりになんとなく温泉のような見た目なので立ち寄った。 ザ・公衆浴場という感じ(どういう感じだ)だった。昔ながらの番台がある。 左右に二つの浴槽がある。受付のおばさん曰く左が源泉、右が源泉と熱交換した地下水に源泉をブレンドしたものとのこと。 広くはないが意外と深さがある。 お湯は酸味と相当な硫黄臭があり、析出物もある。湯量は多すぎず少なすぎず風呂の大きさとマッチしている。 左の湯は相当に熱かった(体感46度くらい)が、風呂上りには異常なほどスッキリした。 疲れが取れるいい温泉!

にぶし温泉

場所: 弟子屈町字サワンチサップ
値段: 日帰り500円?

最後はにぶし温泉。 弱アルカリ性単純温泉。多くの人が温泉と聞いて思い浮かべるようなオーソドックスな泉質だった。 浴槽・洗い場とも平均的な広さ。温度も普通。泊りで入ったが日帰りも可能らしい。 今回は一風変わった泉質の温泉に多く入ってきたので最後に”普通の”温泉で締められてよかったと思う。 川湯から程近いにもかかわらず、全く異なっているので弟子屈の温泉は奥深い。

おまけ:硫黄山

場所: 弟子屈町

川湯温泉の源となる山が硫黄山である。 箱根や草津のような感じをイメージしていたが、思っていたよりもはるかにスケールが大きく、 また噴気孔のすぐそばにまで近寄れてしまうことに驚いた。高温の蒸気と強烈な火山ガスが鼻と目を刺激する。 このような場所は本州の観光地化された場所ではすぐに立ち入り禁止になってしまうだろう。 足元の地面からは水がゴボゴボと音を立てて沸騰しており、温泉ができる現場を目撃してしまった。

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