2024年、趣味は今までできなかったことをやろうということで遠征に力を入れた。 遠征中に泊まった宿を記録のために列挙してみようと思う。
大会議室に畳を敷いて使用した。 立地(住宅街の中である)を考えると、場違いなほど大きな建物ではある。 宿泊地としてみた場合、大浴場など必要にして十分な設備があったと思う。
読売巨人軍がキャンプ地にしている（いた？）ホテル。 風光明媚な青島海岸や青島神社が目の前にあり、海岸にはヤシの木が植えられていてトロピカルなリゾート感がある。 館内は若干古さを感じるが、遠征目的の人(巨人軍や私)には特に気にならない点だろう。 また清潔感はきちんとあり古くてもそこは問題ない。 また身体を動かす人にうれしいのは温泉がある点。 屋上の露天は波音が聞こえ解放感があり、砂浜の海岸を眺めることもできる。 お湯はぬめりに近いと形容したくなるようなとろみがあり、独特な泉質な気がした。 浴槽の周りには畳が敷かれていて気になった。奇を衒っただけの構造か、あるいは抗菌作用のあるお湯なのか。
料理も食べきれないくらいボリュームがあり、食べ盛りの人でも満足できるのではないかと思った。 ただ、海産物など地のものメインでいきたいなら、周辺の店で食べたほうがよいかもしれない。
格安で宿泊。かなり年季がはいっており浴室も(この日は)シャワーのみなど細かな部分でツッコミどころは多いのかもしれないが、 値段を考えるとなにも言えない。老夫婦が経営しており優しい雰囲気でそこも良かった。
↓を常宿としたかったが、今年は前泊は市街に近いところで選んだ。 が、正直布団が若干湿っぽく、よく眠れなかった。
鉄輪は所せましと湯けむりが立ち上る温泉街で、大小さまざまな宿がある。 みゆき屋さんもそんな一つ。 温泉は露天2、内湯1(多分どれも同じ泉質)＋蒸し湯がある。 内湯のみならず、少し歩くだけで地獄原湯、渋の湯、上人湯、谷の湯など文字通り無数の温泉があり湯めぐりできる。 ちなみに例年翌朝はすじ湯に行くことにしている。
館内には古物や骨董品が所狭しと置かれている。 部屋は古ぼけた雰囲気で館内のまとう空気と調和がとれていて最高。 調理場や水道場があり、古き良き時代の湯治場のという感じ。
こじんまりしたビジネスホテル風のホテル。 ここの印象は薄いが、フロントに世界時計があったのがちょっとレトロな感じで好印象。 余談だがこの遠征が現状最高成績なので面白みはない(失礼)かもしれないが感謝している。
普通は「寝るだけの場所」といえばあまり良い意味はないが、ここでは最高の誉め言葉になる。 寝具の石田屋がプロデュースする、寝具に特徴のあるホテル。 寝具がすばらしいのはもちろん、設備も特筆すべきものがある。 電子レンジはまあ分かるにしても、IH、洗濯機、浴室乾燥などがあり、連泊でも便利だろう。 チェックインは駅前のホテル金沢で行うので現地の有人サービスはないが干渉がなくリラックスに集中(!)できる環境だといえる。 寝室は別室になっていて、どんな寝具なのか戸を開ける瞬間まで気持ちが高まった。 ただ、1泊の値段がリッチなので泊まるのに気合が必要だ。
もう二度と日本でこのような一般大衆が乗れる寝台車が新造されることはないかもしれない。（唐突） そう思うと涙が出るほどありがたく切ない旅であったことだ。 そうはいいつつ下りは寝ることが重要だった上に飲酒をしていたためにまともな感想を出すのが難しい。 もっとやかましく揺れるのかと思っていたが、耳栓をしたためほぼ無音。 岡山駅付近でラウンジに移動し人生初の瀬戸大橋渡橋をエンジョイ。高松に降り立った。
下りでは発車サインを聞きながらギリギリの乗車となったが、 上りは十分な時間的猶予を持って車内に入った。
事前情報ではシングルより圧倒的に狭く、モーター車なのでうるさいとのことだったが、 いい意味で予想は裏切られた。 頭側を広くし、足側を狭くする空間設計のおかげで実際は幅は小さいのだろうが狭苦しさはない。 また、副次的メリットとして、足側が壁に囲まれているので、寝相が悪くても布団が横にはみ出すことがない。 新車両が仮に出てきたとして、空間設計においてこれを超えるのは相当なハードルだろう。
気になる睡眠は、耳栓なしで寝てみたが岡山を出たあたりから米原まで目覚めなかった。その後二度寝。 実のところ耳栓をすると骨伝導のせいか床下のファン(これはシングルにもある)の音が気になる。 行きも耳栓なしで眠ればよかった。