読手講習会に参加したのは昨年11月。 知り合いの公認読手がA級公認に昇格したとの朗報に接し、自分も読みへのモチベーションが若干上がった。
さて、その方が力説していたのが、技量の向上もさることながら「まともな」録音機材を使うことの重要性であった。 変遷を経て今はZoom社のコンデンサマイクとレコーダーを使用しているとのことだ。
自分の機材の変遷を振り返ると、
を過去試している。 カセットは録音は楽でも聞く側がデータ化しなくてはならず手間がかかる。 PCも思いのほか音質は良くなく、であればスマホで良いのでは、ということでスマホで録音していた。
スマホで録音していたものの、Androidでは途中で止まってしまうという不具合に遭遇した。 クリティカルな録音でのミスが続いたのでやはりスマホには任せられないという気持ちになり、マイクの購入を決意した。
Zoom社のもので、usbに接続可能なものは多いものの予算上ZUM-2をチョイスした。 32bit floatのダイナミックレンジは魅力だが、桁が一つ上がってしまうので断念した。
余談だがピンキリのオーディオ機器にあってZUM-2はスペックに対し比較的コスパが良いような気がする。 国内のヤマハやオーディオテクニカは同程度のスペックでも更に高価なようだ。
録り比べてみると、音質はやはり良いのかな?とサブリミナル的に思ったが、iPhoneと明確な差もないような気がしてがっかりしかけた。 だが同じスピーカーで聴いた訳ではないので一応PCに取り込み波形を見てみる。
果たして、両方を同環境で聴くと全然違う。第一ノイズフロアが違う。 録音した日は遠くで祭囃子の練習が聞こえて来ていたが、驚いたことにそのニュアンスも捉えられていた。 また、自分の声の余韻と間が波形からも明瞭に分かるのでシビアな用途にも非常にマッチしている。
今後はこのマイクを使用してどんどん読みの研究をしていきたい。