天城に滑沢という沢があります。沢の名前とその奥にあるという"太郎杉"が 以前から気になっていたので行ってみることにしました。 国道414号沿い→浄蓮の滝通過→道の駅天城越えを通過。 「滑沢入口」というバス停が目印です。 入ると道は未舗装に変わります。
しばらく行くと川が見えました。これが滑沢でしょう。 柱状節理の上を流れていて、急流で、深そうです。 右岸と左岸に道が付けられていたので、左岸を歩きました。
上流では流れはやや穏やかになり、深さのかわりに広さが 感じられました。
川と路盤は1.5kmほどで離れ離れになり、道は高巻きになります。
しばらく歩くと大きな杉がありました。 これが太郎杉なんですね。 昔は「天城山中で道に迷ったら、すぐに高い木に登って太郎杉を 探せ」と言われていたそうですが、確かに存在感があり周囲の木とは 幹の太さが全く違いました。
太郎杉のそばには花が咲いていて季節を感じました。
もう一度沢に降りてみました。人は自分以外おらず、道も落ち葉が積もっていた ので、ここに人が来ることは少ないのでしょう。 川の水をすくって飲んでみましたが、おいしい味でした。